解体業者の選び方

口頭で伝えられた概算と契約金額が違う…

「概算●●円ですね!」

ならばとお願いしたところ、進めていけば工事が終わった段階で、

「工事一式で▲▲万円となりました」

「追加工事で●●円頂きます」

よくあるトラブルです。

「ウチは坪あたり○万円です!」

一見明確に見えるようですが、実際は中身に不明なことが多いものです。
追加工事がいつの間にか増えていくことや、その提示金額が
高いか安いかもわからないことが多いものです。

ご注意頂きたいのは

【1】必ず見積書をもらう
「坪●●万円」だけでなく、何にどれだけの費用が掛かるのか?を、
しっかり出してもらえる業者を選びましょう!

【2】追加工事の話は事前に説明がある

「地中障害物」

普段聞きなれない言葉ですよね?
解体工事を進めていくと、地中からコンクリートや浄化槽の障害物が出ることがあります。
これを地中障害物と言い、工事完了時に新たに請求が発生する場合があります。
どれだけ明確な見積明細と工事実績書が出して貰えるかは大事なポイントです。
事前に想定される費用を打ち合わせできる業者を選んでください。

見積を頼んだら、怖そうな人たちがやってきた!

「工事に入ったが、態度が乱暴で近所に恥ずかしい」
「挨拶がない」

いざ解体工事業者に頼もうとしても、タウンページでは
安くて良い業者を見つけることは難しいですよね?
おそるおそる電話をしたところ、怖い男の人がぶっきらぼうな声で電話に出てくると、
受話器を置いてしまいたくなりますよね。
そして見積に現れた人は怖い外見の人達で、
家の中に上がりこむのも不安が増していくものです。

工事の時などは、近所の手前恥ずかしい振る舞いは絶対に止めてもらいたいものです。

ですので・・・良い業者を見つけ出すことは絶対に大事なことです。価格は勿論ですが、皆様が選ぶ基準には価格だけではなく、安心感や信頼は重視してください。

建設リサイクル法では、述べ床面積が80㎡を超える場合には、届出業者しか工事をすることができません。

また発生する廃棄物には、廃棄物処理法というものがあり、この法律では廃棄物は発生元に関する責任を問う部分もしめされています。つまり任せた業者が不法投棄をしてしまったら、施工主(解体工事発注者)も罰せられてしまいます。

それを避ける為には、

・運ぶ業者の産業廃棄物収集運搬業 許可書の確認
・マニフェストの確認

※廃棄物の運搬や処理を業者に依頼する場合に、マニフェストが必要になります。
マニフェストの押印などは確認をしてください。